「マネジャーになりたい」ベトナム出身、日本との経済に役に立ちたいトゥイさん

はまぞうグローバル人材編集部

2016年09月13日 11:00

こんにちは!編集部のアニーです。
今日は、静岡大学大学院の留学生トゥイさんに浜松や就職についてお話を伺いました。
国際的な活動をしながら、充実した日本生活を送っているトゥイさんをご紹介いたします。

ベトナム出身、トゥイさんのプロフィール


ファム ティ タィン トゥイ(ベトナム 出身)
静岡大学大学院 総合科学技術研究科工学専攻
事業開発マネジメントコース
修士1年生
ベトナム語、日本語、英語
2017年9月 卒業見込み


(ファム ティ タィン トゥイ)


日本へ留学を決めた理由は?


小さい頃、日本のアニメが好きで、日本語に興味を持ち始めました。
大学では、財務管理専攻(金融—銀行)をしましたが、経験と知識まだ足りないことから、日本に行ってもっと勉強したいなと思いました。そして、いとこが静岡大学に留学していたことがきっかけで、アジアブリッジプログラム(ABP)で静岡大学に留学することに決めました。


日本に留学して感じたことは?


日本に来る前は、不安でしたが、実際に来て自分の国では体験できないことができて、充実した毎日を過ごしています。日本の工場見学体験も出来て、とてもいい経験になりました。ベトナムでは、めったに経験できないので。

そして、静岡大学浜松キャンバスが広くて、思っていたよりいい環境で、来て良かったなと思っています。最初は言葉が難しかったですが、先生が優しく話してくれましたので、自分ももっと頑張って日本語を勉強するようになりました。


普段はどんな大学生活を送っていますか?


普段は、よく研究室に行って勉強していました。毎日忙しいですが、時間を調整してアクティブなこともやっています。

2016年6月から、「ふじのくにの親善大使」になりました。日本人との交流が出来て、コミュニケーションがスムーズにできるように色々な活動に積極的に参加しています。

そして、アルバイトもしています。コンビニでレジをしたり、レストランで料理を作ったりしています。英語で色々な対応をしています。


浜松での日常生活はどうですか?


天気は浜松と自分の国で住んでいる所がだいたい同じなので、すぐに慣れました。東京、大阪よりも浜松市はちょうどいい場所で住みやすいです。空気もとても綺麗です。ベトナムとは違います。食べ物はとても美味しいです。例えば、うなぎやお寿司など。

学校の寮で色々な外国人と住んでいるので、色々な文化を知ることができ、視野を広げることが出来ました。


どんな研究をされていますか?


日本のKAIZENをベトナム生産企業に導入する可能性についての研究をしています。
日本企業がKAIZENという考え方で成功しましたが、ベトナムはKAIZENを応用しましたが成功しませんでした。それについての原因(カルチャーなど)と政策を探っています。改善ができたら、ベトナムの経済につながると期待しています。


卒業したら、何をしたいですか?


日本で就職したいですね。でも、ベトナムに帰って日系企業に就職することも望ましいです。
マネジメント、銀行に関する仕事を考えています。特に、グロバール人材を求める企業、クリエイティブな、チャレンジができる企業に勤めたいと考えています。


勉強好きで、計画を立てながら、新しいことを挑戦したいトゥイさん、
今後、日本とベトナムとの経済発展を担える一人として、活躍されることを楽しみにしています。
今日は、ありがとうございました!

この記事を書いた人

アニー編集部
台湾出身。静岡文化芸術大学大学院を2016年3月に卒業し、新卒ではまぞうに入社。記事編集や海外向けマーケティングの仕事をしています。優秀な留学生を日本企業でも活躍できる繋がりの場を作りたいです!So let me know where you are!

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